背景がいい感じにボケている写真には心惹かれるものです。
逆に言えば背景がボケていればいい写真に見える可能性があるということです。
早速ぼかす方法を身につけましょう!簡単です!
①カメラのモードをAモードにします
②Fがついている数字をできるだけ小さく設定します(F1.4とかF2.8とかF3.5とか。レンズで最小値は決まっています)
③ISOはオートがよいです
最低限の設定はこの3つです。
まだ設定していない項目のせいで意図通りに撮れないかもしれませんが、とりあえずそれは後回しです。
シャッターを切ってみましょう!
背景がボケた写真が撮れましたか?
たとえばこんな感じです。
![](http://www.pixcafe.online/jp/wp-content/uploads/image006-1.jpg)
![](http://www.pixcafe.online/jp/wp-content/uploads/image012.jpg)
![](http://www.pixcafe.online/jp/wp-content/uploads/bokehSample001.jpg)
背景がぼけない人のために3つの設定についてひとつづつ見ていきましょう。
カメラをAモードにする
![File:ModeDial.svg](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/a/a4/ModeDial.svg/260px-ModeDial.svg.png)
こんな感じのダイヤルがついています。
カメラによって絵柄や表記は多少異なります。
これをAに合わせてください。
ちなみにぼけた写真はA以外でも撮れますが、最短最小の方法はAモードを選択です!
Fがついている数字をできるだけ小さく設定
F1.4とかF2.8とかF3.5とか。レンズで最小値は決まっています。
カメラにはダイヤルがついていて、液晶に表示された「F」の数値を変更できます。
多くのカメラは、右手の人差し指か親指が当たる辺りにあるダイヤルを回すと変更できるようになっています。
そのダイヤルを回して、できるだけ F1 に近い数字にしましょう。
![](http://www.pixcafe.online/jp/wp-content/uploads/cameraDial2.jpg)
ちなみに「F1」はおおよそ人の目の明るさを意味します。
ISOはオート
ISOはカメラによってダイヤルで設定したり、メニューからモニターで変更したりします。
主要な項目なのでメニューでは先頭に近い部分に配置されています。
画質とかそういう基本項目です。
ISOはどれくらい明るく撮るか、滑らかな粒子で撮るかを決めるものです。
ISOは小さい数字であるほど感度が低く・滑らかです。
そうです、明るくしすぎると粒子が荒くなっていくんですね!
感覚的にイメージとして理解しておいてください。
いまはまずこれを「オート」にしてカメラ任せにしてしまいましょう。
背景をぼかすことに注力するためですね。
一遍にあれもこれもと手を広げない方がいいですよね。
この3つを設定したらあとはシャッターを押すだけです!
(ピントは手前の人物とか被写体に合わせてください)
いかがでしょうか?
背景がぼけた写真が撮れているはずです!
やってみれば素敵に見えていたあの写真もこの写真も、自分でも撮れるかもという気がしますね。
必要以上に教えられる立場に立つことはありません。
自分らしさとセンスを光らせるために必要な最低限の知識を身につけて、世界の輝きと可能性を撮りにいきましょう!
ではまたすぐに!
追伸:
背景をぼかしやすいレンズはレンズのF値が1に近くできるレンズです。
カメラとセットで売っているものではなく、別に用意するのがおすすめです。
例えばF1.4やF1.8のレンズが理想的です。
Fが1に近いほど背景がぼかせる分、高額になる傾向があります。
「マウントアダプター」というレンズとカメラの間に挟んで、昔のフィルム用レンズなども使えるようにできるアイテムがあります。
それを使えば格安で背景がイメージ通りにぼけた写真を撮ることも可能です。
いろいろな種類があるので初めのうちは何が何につくのかさっぱりわからないものです。
なんども見ているうちにだんだん分かってくるものですので、分からなくてもあきらめないで大丈夫です。
amazonでマウントアダプターを見てみましょう
ご参考まで!